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基礎知識

よくある質問:バッグの特徴と選び方

キャリーバッグ・スーツケース

キャリーバッグ

旅行用に1つは持っておきたいキャリーバッグ。

キャリーケース、スーツケースとも呼ばれ、ビジネス出張にもプライベート旅行でも使える、快適な旅を代表するバッグです。

キャリーバッグの機能と選び方を知ることが、快適な旅の秘訣です。

容量を選ぶ目安は、泊数です

キャリーバッグのサイズは、大きく分けて下記の3つに分類されます。

※店舗により、分類が異なります。下記は当店での分類です。

機内持ち込みサイズ:1~2泊の出張・旅行に最適
中型サイズ(~70L以下):3~5泊の出張・旅行に最適
大型・超大型サイズ(70~90L):長期の出張や国内旅行、海外旅行に最適

さらに、旅行では行きよりも帰りの荷物の量が増えることが多いことも考え、少し余裕をもったサイズがおすすめです。

厚みが広がる「マチ拡張」機能付きなら、いざという時に容量が増やせて便利です。

折りたためるバッグを入れていくという手もあるでしょう。

キャスターのタイプ:2輪と4輪の違い・選び方

どんな場所に行くのか、で選ぶキャスター(車輪)が変わります。

2輪キャスターと4輪キャスターがそれぞれに適した場所

2輪タイプのキャスターは、タイヤの直径が4輪よりも大きく設計されており、凹凸のある地面でも安定した走行ができるメリットがあります。

片側にしかタイヤがないので、電車の中でたてておけるのもメリットです。

反面、4輪タイプはフラットな地面を走るのに向いています。

360度自由に回転するキャスターは小回りがきき、狭い場所でもラクに移動が可能な点がメリット。

更に本体をまっすぐ立てた4輪状態での走行はもちろん、本体を斜めにした2輪での走行も可能です。

ただし電車の中でも動いてしまうので、押さえておく必要があるデメリットもあります。

4輪でも『 ストッパー付きキャスター 』であればタイヤがロックできるシステムが搭載されており、揺れる電車の中でもバッグが動きません。

海外旅行で石畳の上を歩くなら、ひとつのキャスターに2つのタイヤが付いているWキャスターが便利です。

タイヤが増える分全体的に重くなるデメリットがあるものの、地面の隙間にハマってしまうことはありません。

グリスパックキャスターは、走行をスムーズにして耐久性を高めてくれます。

日乃本キャスター製のキャスターが多くのキャリーバッグに取り付けられていますが、当店では『 レジェンドウォーカー 』に多く装備されています。

キャリーバッグの素材

キャリーバッグの素材は、ハードケース、ソフトケース、トランク の3種類です。

ハードケースタイプキャリーケースの特徴

海外旅行時の空港などで粗雑に扱われがちなキャリーバックですが、ハードケースはケース自体の角が丸く、放り投げられた時でも、衝撃が1箇所に集中しないため凹みにくい構造になっています。

防水性が高く、汚れにも強いので、少々雑な取り扱いでも耐久性が高いのが特徴です。

閉じ方は、フレームタイプとファスナータイプの2種類があります。

ファスナータイプよりもフレームタイプの方が防犯面でメリットがあり、海外旅行ではおすすめです。

しかし、フレームタイプはデメリットとして重い点が挙げられます。

また、寝かせてから開閉しないといけないため、途中で荷物を出すことが困難です。

フレームタイプ
ファスナータイプ

ソフトケースタイプキャリーケースの特徴

外ポケットがあり、取り出しが簡単なため、キャリーバッグ1つで移動してもほとんど困ることはありません。軽量で、多少荷物をつめこんでも閉まります。

ただし、素材の特性上、水濡れに弱く、刃物を使えば破られてしまう可能性もあるため、海外旅行などは避けた方が無難です。

ロック機能

アメリカではテロ以降セキュリティチェックが厳しく、キャリーバッグは鍵を開けて空港に預けなければなりません。

そこで開発されたロックがTSAロックです。

トランクケースの一部には普通のダイヤルロックもありますが、今やキャリーバッグのほとんどがTSAロックです。

TSAロック

その他の機能

ガーメント提案

出張などで替えのスーツを持って行く場合には、ガーメント機能(スーツ収納機能)がついたキャリーバッグがおすすめです。

ガーメントバッグは別売もありあますが、ビジネスバッグ、キャリーバッグを両方とも持つ場合には、合計で3つのバッグを持つことになります。ガーメント機能付きなら、替えのスーツはキャリーバッグに入れてコンパクトにできます。

キャリーバッグにガーメント機能がついていない場合は、別売りのガーメントケース(ガーメントバッグよりもコンパクトです)をキャリーバッグの中に入れるとよいでしょう。

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