バッグのお手入れ

衣類等についている洗濯表示マークが今年の12月に変更されます。
「○度以下の手洗いで」「陰干しで」などの指示マークですね。
衣類には必ずついていますし、一部のバッグにもタグ付けされていることがあります。
興味がない方が多いかもしれませんが、私は暗号の解読のようでついチェックしてしまいます。

見栄えもあまり良くはありませんし、触れるとチクチクすることもあり、切り取ってしまう方もいらっしゃるようです。
もしクリーニング店に預ける事をお考えの場合は、タグがない状態ですとお店から「取り扱い方法が分からない」と指摘されてクリーニングをしてもらえない事もありますのでご注意くださいね。

今回は、自宅にあるものでできる日常的なバッグのお手入れをご紹介します。

バッグのお手入れ方法を知るには?

バッグの場合は、本体に縫い付けられているタグの他にも、取り外せる紙タグに取り扱い方法が書いてある場合が多いです。
素材によって適したお手入れ方法が異なるため、タグに記載されている方法でお手入れしていただくのが最適です。

バッグの場合は文章で説明されることが多いようですが、暗号記号のようで良くわからない場合は消費者庁の案内ページをご確認ください。
今年12月の表示変更前&変更後の表示の双方をチェックできます。

それでは、タグがない場合や、なくしてしまった場合はどうすれば良いでしょうか。

万能なのはウエス(布)での乾拭き

古いシャツで

どのようなバッグにも使える簡単なお手入れ方法として、ウエス(布)での乾拭きがあります。
柔らかく、清潔で乾いた布であれば、どのような布でも使用できます。
もし家に古いTシャツがある場合は、それを切って使うと、ちょうど良くクタクタになっていて良いかもしれません。
雨に濡れた後や、少しホコリをかぶってしまったような時は、ウエスで乾拭きすれば綺麗になります。
バッグの中身を空っぽにして、逆さにして軽く叩くと、バッグの底に溜まったホコリもすっきりします。
とても簡単なケアですが、意外とこれだけでもバッグは綺麗になります。

ナイロンバッグの部分汚れには中性洗剤

ナイロンバッグなど、比較的水に強い素材のバッグが汚れてしまった場合には、薄めた中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)が汚れ落としに使えます。
色落ちしたり、シワが寄ってしまう事もありますので、必ず目立たない場所に少しつけて、拭き取って様子を見てくださいね。
薄めた中性洗剤を柔らかい布に取り、ポンポンと叩くようにして汚れを落とします。
汚れを落とした後は、風が通る室内で陰干して、しっかり乾燥させてカビを防ぎます。

革のバッグには専用クリーム類を

日頃のお手入れは、先に出たウエスでの乾拭きで十分かと思いますが、スペシャルケアとして、革にツヤを与えるクリームを使用すると、よりバッグを良い状態に保つ事ができます。
ビジネスバッグでは牛革が使用される事が多いかと思いますが、一口に「革・レザー」と言っても、特性は革の種類ごとに異なります。
ケア用品によって対応できる革の種類が異なりますので、ケア前に商品の説明書きを読んで、お手持ちのバッグに対応しているかどうかを確かめておきましょう。

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