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COMPLEX GARDENS(コンプレックスガーデンズ)

COMPLEX GARDENS(コンプレックスガーデンズ)

「複雑性に満ちた世の中」という意味のコンプレックスガーデンズ。バッグデザイナーと僧侶という二つの世界を見つめる井浦元章が生み出すレザーアイテムの世界は日本人の伝統・文化的意識をベースに移り変わる時代の空気感を粋に表現しています。

インタビュー

ブランドイメージ・コンセプトをお聞かせください。

COMPLEX GARDENS説明3

Complex Gardensとは、「複雑性に満ちた世の中」と言う意味合いがあります。
サブタイトルの CHAOS・COMPLEXITY・FRACTAL (混沌・複雑性・ゆらぎ)には、
一つの小さな事象が世の中のあらゆるモノ・コトと関わり、
何れ大きな波となり、皆の心に響くよう期待を込めています。
僧侶でもあるデザイナーの素材への愛着、拘りからインスパイアしたシリーズたちは、
自ら内包する日本人の伝統・文化的意識をベースに移り変わる時代の空気感を粋に表現します。

開発ヒストリーやブランドに対するこだわり等あればお聞かせください。

洗練された中にもワイルドな男心が香る、そんなアイテム毎に拘りが感じられる商品。
その拘りは、素材を吟味し納得するまで試作を繰り返す、手作業での磨き加工や糸の番手、
パーツひとつひとつにも拘る、その積み重ねがブランドにイメージを作り上げています。

一番苦労した商品はありますか?

ここ最近の商品では、まだ発売されていませんが「興聖」シリーズの素材に関してですが、
結果として当初の素材とは別の素材に変更しましたが、試作段階で硬さや厚みに由る商品の仕上がり具合に納得せず、革の試作から商品サンプル作成を何度か繰り返すことになり苦労しました。

特に記憶に残る、嬉しかった話があればお聞かせください。

COMPLEX GARDENS説明3

すでに廃番になってしまいましたが、「陀羅尼」の名刺入れの復活再販をお願いしたいと、
青木ファンで長年青木製品を愛用されているお客様よりメッセージをいただきました。

「実に使い易く、持っていて心地よい商品で、とても気に入っています。
あんな素敵で、コストパフォーマンスが良い商品が廃番になるのが、理解できません。
再生産をよろしくお願いします。」

ありがたいお言葉をいただき、更にまた商品開発に専念しなければと思いました。

ここだけは負けないポイントはありますか。

全てではありませんが、国内生産に拘り、熟練した職人による匠の技に支えられた商品は、他社には負けないクオリティーの高さを維持しています。

特徴となる機能やデザインを教えてください。

青木商品全般に言えることですが、長く使用していただくことを前提にした強度の追求と拘りは、目に見えない部分の芯材への拘りや金具の強度など、
お客様が長く愛着をもってお使いいただけたらとの願いを込めた企画を心がけています。
また、素材の経年変化を楽しんでいただける素材開発にも拘っています。

どのようなファッションテイストに最適でしょうか。合わせて欲しいファッションはありますか?

特にビジネスシーンを想定した商品をメインとしていますので、スーツがぴったりを嵌ると思いますが、
オフシーンでのトラッドな雰囲気のスタイルにもお持ちいただけます。

もし自分のブランドの商品を知り合いの誰かにギフトで送るとしたら、誰に、どの商品をあげますか?

枯淡シリーではロングランで販売している人気シリーズで、
20代~50代と幅広い年齢層の方に愛用されています。
その中でも、このパスケースは、パス&カードや小物、名刺なども収納できる機能的な商品ですので、電車通勤をされているビジネスマンの方へのプレゼントには最適です。